プロジェクト実施団体
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団体名称
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代表者氏名柳川 久
このプロジェクトのサポーターになって活動を支援しよう!
目標額
100,000 円
達成率
140 %
期限
2020/06/10
このプロジェクトは期限までに目標金額以上集まった場合のみ、決済が実行されます
「SDGsと湿地再生活動」
私たちの活動の1つである、湿地再生による「河道内の樹林再生抑制」と「自然環境の多様化」を、SDGsの17の目標の内3つと照らし合わせ数値化し可視化することで、活動の内容や目的がより分かりやすくなり、それによってより多くの方に理解と協力を得ることができると考えます。(SDGsは、2015年に国連で採択された「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す」という国際目標です。)
この湿地環境を維持するために、活動の支援をよろしくお願い致します。
<湿地の経過>平成24年、河道掘削後の樹林化抑制を目的に、相生中島上流湿地が造成されました。湿地は帯広農業高校の「十勝川中流部川づくり班」と共に、毎年モニタリングを行いながら湿地環境の向上を図っていましたが、平成28 年に十勝川流域において大洪水が発生し、大量の土砂で湿地が覆いつくされました。
平成29 年、30年、31年と水域環境・湧水の増大を図るためバックホウで掘削作業を行い以前のような自然環境の復元を目指しています。
・持続可能な開発目標(SDGs)は17の目標を設定していますが、その中でこの湿地再生活動と関連する以下の3つについて説明したいと思います。
13 「気候変動に具体的な対策を」
自然に繁茂成長するヤナギ林を、水面・草原環境に変えて伐採量を減らし、伐開工事に伴う温室効果ガスの発生を抑制!
・湿地の管理面積(伐採面積)は4.07ha
・伐採時の温室効果ガスは5.9t×4.07=24.01t
・20年に1回伐採するとして排出量を年換算すると1.20t/年
・湿地環境を維持するために市民協働会議が排出する温室効果ガスはバックホー07級が行うと、
16時間×16ℓ×2.619/1000 =0.67tで、1.20 t/年 > 0.67t/年 となります。
< 2012年の湿地掘削時から20年経過した時の温室効果ガスの量は、20年後に伐開工事をすると24トンですが、毎年行う湿地維持の掘削では13トンと、45%の抑制となります。>
15 「陸の豊かさを守ろう」
ヤナギ単層林から多様なハビタットへの変化で、生物多様性の創出!
1975年以降は毎年40,000種余りが絶滅。また、世界自然保護基金(WWF)の報告によると、世界の野生生物の数は、過去約40年で58%減少。
・2020年~2030年までの世界の生物種減少率は、58%÷4=14.5% (10年間の減少率)となります。
<それに対し、一部を湿地環境に変化させることで増加した生物種数は
138種 → 205種 と掘削時から 49%増加しています。 >
17 「パートナーシップで 目標を達成しよう」
民族を超えた知恵を共有する地域連携!
湿地には「ガマ」という植物が生育し、アイヌ民族はこの植物を使い伝統儀式に使うゴザを作ります。
ガマの生育地が減少している中、2030年を目標として、十勝管内のアイヌ協会が希望するゴザの数量(年間32.4 ㎡程度)を提供できる圃場を協働で維持したいと思います。
市民協働会議による湿地環境の維持
マクンベツアイヌ文化伝承保存会と帯広農業高校の連携によるガマの採取
復元可能な採取率を決定し,ゴザ制作に必要な面積を圃場面積の目標とします。
・1㎡あたりの生育株数 15~20株
・1株あたりの葉の数 5~10枚
・1㎡あたりに生育するガマの葉の数 130枚 (75~200枚)
・1㎡あたりの復元可能な採取量(アイヌ伝承)を10%とすると 13枚≒10枚
・ゴザ1㎡に必要なガマの葉の数 470枚(ゴザ調査実数)
・ゴザ1㎡に必要なガマ圃場面積 47 ㎡(470枚÷10枚)
目標とするゴザの制作面積(20畳程度) 32.4㎡ (1.9m×0.8m×20畳)
必要な圃場の面積 47㎡×32.4㎡=1,523㎡
< 毎年20畳(32.4㎡)程度のゴザを製作できるガマ圃場を造成・維持します(1,523㎡)。 >
支援のお願い!
1.二酸化炭素の削減。
2.生息する生物の増加。
3.地域連携による伝統文化維持。
私たちは、上記の持続可能な開発目標(SDGs)に対する活動を、これからも続けていきたいと思います。皆様のご支援よろしくお願いいたします。
当団体のサイトです。よろしかったらご覧ください。http://churyubu.eco.coocan.jp/index.html
・SDGsの3つの目標となる、湿地環境の維持と改善のため、以下のような活動を行いました。
5/4 水生動物採取
毎年行う夏と秋の調査を前に、水生動物のモニタリングを行いました。
5/11 ガマ生息域拡大
掘削で出来たガマの生息域を広げるため、ガマの穂を刈り取り、水際へさしました。
5/14 SDGs 看板設置
SDGsの取り組み内容を紹介する看板を、湿地の2か所に設置しました。
6/3 クサヨシ播種
再樹林化防止のため、ヤナギの処理(切る、抜く)をした後に、クサヨシの種をまきました。
6/3 トンボ調査
湿地では水生動物のほか4種類のトンボが見つかりました。
掘削する様子の動画と(右上)、今回掘削した範囲とガマの生育予定個所を図示している動画です。(左) 以下のURLからご覧ください。
・http://churyubu.eco.coocan.jp/siryo01.html または、
・http://churyubu.eco.coocan.jp/SDGs/katudou.html
掘削前と掘削後の空撮(動画)が以下のURLからご覧いただけます。
・http://churyubu.eco.coocan.jp/SDGs/katudou.html または
・http://churyubu.eco.coocan.jp/siryo01.html
掘削前の状況です。(4月16日)
掘削後の状況です。(4月27日)主に左岸の中心部から下流側へ6mほど幅を広げた他、右岸の下流から上流端にかけ水際の水深を下げた掘削を行いました。
プロジェクトを支援してくれた人たち
横道 さん 2020/06/02
小川 哲也 さん 2020/05/26
頑張ってください!
進化びと さん 2020/05/14
頑張ってください!
カワサポーター さん 2020/05/13
なかなか現地にゆけませんが、いつも応援しています。頑張ってください
西田 光 さん 2020/05/12
頑張ってください!
ハル さん 2020/05/11
十勝のかわと、そこでの体験が次の世代にうけつがれることを、お祈りしています。
坂本 貴啓 さん 2020/05/08
いい川・いい川づくりワークショップの発表を聞いてからずっと応援してます!現場見に行きたいです!
日大三高理事 さん 2020/05/08
頑張って下さい!注目しています!
KAWAGARIDAISUKI さん 2020/05/04
頑張ってください!
カワサポーター さん 2020/04/28
ふるさとの川を思い出します。頑張ってください!
このプロジェクトのサポーターになって活動を支援しよう!
目標額
100,000 円
達成率
140 %
期限
2020/06/10
このプロジェクトは期限までに目標金額以上集まった場合のみ、決済が実行されます
この団体について
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団体名称
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代表者氏名柳川 久
最近の支援者
横道 さん 2020/06/02
近くにいながら、活動に参加できなくて申し訳ありません。
せめてもの罪滅ぼしに・・・
小川 哲也 さん 2020/05/26
頑張ってください!
進化びと さん 2020/05/14
頑張ってください!
近くにいながら、活動に参加できなくて申し訳ありません。
せめてもの罪滅ぼしに・・・