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団体名称一般社団法人 熊野百間渓谷自然学校
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代表者氏名高根 佐男
(一社)熊野百間渓谷自然学校
みなさまこんにちは
(一社)百間渓谷自然学校校長いとう幸子です
百間山渓谷は紀伊半島日置川の源流部にあります。渓谷沿いのハイキングルートを行けば様々な顔を持つ滝やポットホールが次々と現れ、上流部の「雨乞いの滝」付近は水の森。
古くから「紀州の箱庭」とうたわれ、地域の人達の努力で紀伊半島南部の渓谷の中では珍しく、すぐそばに流れ落ちる水を見ながら子どもからおとなまでその美しさを満喫できます。
「雨乞いの滝」から「犬落ちの滝」そしてさらに最上流部へと渓はますますダイナミックとなり何度か徒渉しつつ進むと最後の大きな「釜王の釜」といわれるポットホール
渓谷はその滝や甌穴の美しさだけではなく、複雑な地形と流れる水の作り出す冷涼な気温と水温で入り口付近の照葉樹の多い森から冷温帯の木々がかった森へと変化し、7月下旬で水温1℃~2℃という水ベはオオダイガハラサンショウウオの幼生たちのすみかです。
自然学校は2007年に誕生、2008年3月の開校式以来この百間山渓谷をホームグラウンドに活動してきました。
けれど2011年9月3日夜、台風12号による大土石流によりベースにしていた小さな山小屋がキャンプ用具などの備品もろとも流され、周辺も立ち入ることができなくなり一時は途方にくれました。
しかし、気が付けば紀伊山地にはたくさんの素晴らしい場所がありました。
手入を待っている雑木林もありました
毎月の活動に来る参加者もいました。
以来、設立時からの基本理念「<こども~自然~おとな>・・・おとなとこども、共に。いま、ここにある自然に学び。その自然からもっと大きい自然を学ぼう。」を大切に毎月の「カモンくん自然教室」、夏休み体験キャンプ(今年は熊野古道の里近露で世界遺産や地域の自然を体感します→「自然にジャンプ・歴史にタッチ」)、
和歌山県の森林林業教育(緑育)、熊野古道沿いの自然観察や紀伊半島の山案内などに取り組んでいます。
紀伊半島、紀伊山地は『世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道』で縦横につながっています。これからの5年、ベースとなる日置川流域を大切にしながら、境を接する古座川、熊野川、日高川の人達とも連携していければと考えています。
今年から新しく祝日となる8月11日『山の日』を流域を超え皆で祝おうとの計画がその端緒となればと準備中です
!! 注意 !!
こちらの団体支援はプロジェクト支援とは違い、毎月支払いの継続支援となりますのでご注意下さい。
詳しくはコチラを参照ください。
この団体について
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団体名称一般社団法人 熊野百間渓谷自然学校
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代表者氏名高根 佐男